皆さんご存知の100km Walking を翌日に控え、人生初めての地・神戸で1日観光を楽しむことにしました。
なんの情報もなく到着してしまったため、すぐさま観光案内所へ。あとコンビニで神戸walkerを立ち読み。
どうやらたまたま現在地だった三宮駅が神戸の中心らしいので、雑誌に載っていた三宮周辺観光モデルコースをそのまま実行することにした。
スタート地点を探そうとウロウロしていたら生田神社へ迷い込み、ついでに無事100km完歩できるようお願いした。
気合の入るよーなお守りを買おうとしたけど、恋愛成就の神社らしくラブリーなものばかり並んでいた。
生死をかけた戦いに挑む今のあたしに、そんなものは必要ねぇ!!
ちなみにおみくじを引く勇気はなかった。
そしてやたら長い坂道のてっぺんにある観光コースのスタート地点へ。
まずは異人館エリアで歴史を学び、高台にある屋敷から街を一望して神戸を全制覇した気になろう。
130年ほど前に建設されたこのあたりの西洋商館や住居は今でも当時のままの景観をとどめているらしく、
たらたらと歩いているだけでも楽しめた。
スタバも西洋風でステキ
それぞれの洋館の窓口いにいる、かなり押し押しなおばちゃんたちが全館まわれるお得なチケットを勧めてくる。
ので、正直、西洋文化にも骨董品にもアンティーク家具にも興味はなかったが、流れで3千円のセットチケットを購入することになってしまったので全力で楽しんでやるぞ燃えた。
一番楽しかったベンの家
いまでは狩猟禁止になっている動物のはく製が迫力あってワクワクした
仏蘭西館のルイヴィトン初期のトランク
ヴィトンには興味なかったけど、このレトロさはかわいいね
イングランド館のシャーロックホームズの部屋
公開中の映画の宣伝用チラシがちゃっかりとテーブルに置かれていた
そして一人だけどやれることは全部やる
こないだワトソン君にはなれたから、この機会にホームズにもなっとかなきゃね
彫刻や絵画などにはなんとも心が反応しなかったけど、
ちょいちょい気になる小物があった
旧パナマ領事館の馬と、うろこの家のイノシシ
両方とも鼻の頭にタッチすると願いが叶うらしいので、こすりまくってきました
唯一のアジア、中国の旧領事館もあった
やっぱ内装とか一番落ち着く~
急な坂道を登りながら10個も館をまわるので、体力的にけっこーきつかった。
出入りを見届けてくれる受付の方々に失礼になるので気をつけていたが、もーどーしても我慢できず、最後の3つくらいはかなり見飽きてしまってたので相当な早足で全部屋駆け抜けた。
じつは最初のベンの家以外は、どれも同じに見えてどーしたもんかと思ってたんだよね。
でも、こーゆーの~西洋の文化~興味深いわ~みたいな顔して観て回ってた、前半3つくらいは。
そんでいいのか悪いのかわからなかったけど、クタクタだったので目の前にあったボロイ椅子でしばし休憩しながらボーっとした。
その山手八館を出てから知ったんだけど、私がたまたま座ったのは「サタンの椅子」と呼ばれるいわく付きの有名な椅子だったようで、偶然にも2脚あるうちの女性の椅子の方に腰かけていたようだ。
いわくといっても、これも夢をかなえるってゆーものらしくて、この椅子目当てに全国から観光客が来るらしい。
ラッキーったりゃないよね。
一番眺めのいい、うろこの家からの神戸の街
いい景色だったけど、あんなに小さく見える神戸ポートタワーまでこれから歩くのかぁ…
と、ちょっとゲンナリしてしまった
そして最後に、当時の気分を味わえる~洋館内でドレスを着ての写真撮影。
わたしのみていた限り、観光客誰一人やっていなかったのがちょっと気がかりだったが、
せっかくセットチケットに含まれているわけだし、人生初のドレスをここで着るしかないな!てことで一人で旧パナマ領事館の撮影スペースへのりこんだ。
どうせ着るなら西洋もへったくれもないくらいドギツくてトンチンカンなドレスにしよう、と考えていたが、ズラッと並んだなんともいえない絶妙なダサさの衣装に戸惑った。けっこー悩んだ。
ジャーん!
どーですか、素敵でしょう
ドレスが雑な仕立てなおかげで、じつは背中からお尻にかけて大変なことになっており
巨大洗濯バサミでバックを留めまくってはいるものの、外を歩く人たちに
わたしのダサいパンティとブラジャーが丸見えだっただろうに。
そんな状態を微塵も感じさせないこの美しく優雅な姿をみよ。
室内でも撮ったよ
誰も来ないから相当ヒマだったようで、受付のお姉さんノリノリで撮影してくれてさ。
私のカメラと携帯、両方ですごい枚数撮ってくれた。二人でなかなかの達成感を味わったね。
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by aika-kt
| 2012-05-11 23:03
| norakura diary